アラン・ドロンが亡くなった。
私は1971年の”レッド・サン”をいまだによく覚えている。
確か父親と一緒に映画館に行って観たのだと思う。
物語は1860年日米通商条約のためワシントンへ金塊を運ぶ三船扮する幕府のサムライ一行を列車強盗のドロンたちが襲撃し金塊を強奪。それを三船たちが取り戻すために大活躍するという荒唐無稽なストーリー。
ニヒルで暗い影を持つアラン・ドロンや渋い味のチャールズ・ブロンソンも格好良かったが、やはり三船敏郎が一番格好良かった。
とにかく斬り合いシーンが速くて本物に見えるのである。その腕を見たドロンやブロンソンが三船の刀の神技に心底驚いた顔を見せるのが痛快だった。あの当時の日本の役者はあそこまで斬り合いをリアルに見せる殺陣ができる役者がいたのだ。
その後、トム・クルーズと渡辺謙の”ラストサムライ”など西洋人サムライ映画などでたが、この映画は当代一のスター三船敏郎が最高に格好いい日本人サムライを演じてくれ今でも観たくなる映画だ。
