7・22‐7・28の週刊ニュース(2)
Rasmussen Reportが7月26日に、“52% Agree Biden Should Resign Presidency“と言う記事を出しており、「有権者の圧倒的多数が、ジョー・バイデン大統領の2期目不出馬を支持し、過半数の有権者が、バイデン大統領は今すぐ辞任すべきだとしている。」と述べている。
加齢から来る認知能力の衰えから2024年の大統領選挙の不出馬を決めたバイデン大統領が来年1月20日の後任大統領就任まで、南部の国境問題、ウクライナとガザ地区での戦争対応、インフレ対策等をしっかり行えると判断するのは、流石に楽観的な見方であると考える有権者も多いと言うことであろう。
7月29日のRTの“Most Americans want Biden to resign now – poll”でも、このRasmussen Reportを取り上げており、「金曜日に発表された調査結果によると、回答者の52%がバイデンが任期満了前に辞任することに同意している。同じ世論調査では、76%が選挙戦からの離脱を支持している。バイデン氏が選挙戦を終えることに反対した回答者はわずか18%だった。この世論調査は7月22日から24日にかけて、1,074人の登録有権者を対象に行われた。」と報道している。
RTの同記事では、米国の共和党議員の声を以下のように紹介している。
マイク・ジョンソン下院議長は今月初め、バイデンが大統領選に出馬する資格がないのなら、「大統領を務める資格はない」と主張し、「即刻辞任すべきだ」と付け加えた。
「政治キャンペーンを運営する精神的鋭敏さも認知能力もないが、大統領としてはあと6ヶ月務められるのか?彼は辞任すべきだ」と共和党のナンシー・メイス下院議員は書いている。
民主党の方は、大統領選挙までおよそ3か月しかないと言うタイミングで、バイデン大統領から2024年の大統領選挙に不出馬すると言う意思決定を引き出したと言うことで、バイデン大統領の残りの任期の国政・外交運営はもはや最重要課題ではなく、いかに速やかに民主党内でトランプ前大統領候補に対抗できる候補を選出し、選挙に勝てる為の副大統領候補を用意するかが、彼らのトップ・アジェンダであった。
土壇場で出た、バイデン大統領の2期目不出馬宣言は、民主党の中では、こうして、「演歌の花道」のように扱われ、副大統領のカマラ・ハリスは、声明の中で、バイデンの「無私で愛国的な行為」を賞賛し、民主党の大統領候補指名を「獲得し、勝ち取る」つもりだと述べると言うことに至り、加齢から来る、バイデン大統領の認知能力の低下はもはや議論の対象ですらなくなった。