靴磨きをしながら世界を旅して周り、その体験を日本に戻ってから全国でシェアする活動をしている佐原総将さんという若い人がいる。数年前から知り合い動画などつくって応援している。
旅先からの色々なエピソードもユニークで面白い。
その中には超大金持ちの家に泊めてもらい豪華な地元食をご馳走になることもあるらしい。
しかし、アフリカでも最貧地域でその中のホームレスの人の靴を磨き、その人から自分にもできるかもしれないと思わせそのコツを伝授できる。
そんなことのできる日本人が何人いるだろうか?
人間50歳も過ぎたら日本を良くし輝かせる若い人を応援したいと思って行動している。

13時間 ·
「ホームレスのおっちゃんの靴磨き」
靴磨き世界一周アフリカ編102日目
昨日路上靴磨きをした場所に今日も行った。
このストリートのボスであるおばちゃんに
挨拶をして、今日もおばちゃんの隣で路上
靴磨きをさせてもらう。
その横には足がパンパンに腫れたホームレス
の男性が座っていた。
いつまでここにいるんだろうか。
ちょっと気になるけど、おばちゃんも
気にせずやりなと言ってくれたので、
私は靴磨きセットを広げてやることにした。
途中ポットにチャイを入れたチャイ屋さんが
私の前を通り、ちょうど暖かい飲み物が欲しか
ったのでチャイを頼むことにした。
「良かったら飲みます?」
とホームレスのオッチャンに聞くと、表情を
変えずに頷いたので、ホームレスのオッチャン
の分もチャイを買った。
買ったチャイを1口飲んだ後に靴磨きを
お願いしてくれる人が現れ、それから
1時間くらい途切れることなく靴磨きを続けた。
今日も大繁盛だ。
少し落ち着いたタイミングで、すっかり
冷めてしまったチャイを飲んだ。
ホームレスのおっちゃんは青色のクロックス
を履いており、かなり汚れていた。
結構匂いキツいかなぁとも思ったけど、
いや、こういう人の靴こそ磨くべきなんじゃ
ないかと思い、おっちゃんに
「良ければ靴磨きしましょうか?」
と聞いてみた。
あまり興味なさそうだったので、
断られるかなぁと思ったけど、
「え、やってくれるの!?」
と予想以上に前向きに答えてくれた。
おっちゃんが脱いだクロックスを見て驚いた。
かかとは履き潰して破れているし、
靴の中も土が固まってこびり付いている。
どう履いたら、そして何年履いたら
こんなクロックスになるんだろう。
そしておっちゃんの足は象皮病と言って、
足が腫れて変形していた。
病気が発覚した時にすぐに病院に行ってれば、
こんなに変形することはなかったんだろうが、
病院にも行けなかったんだろう。
おっちゃんは26年前にナイロビに来たらしく、
定職に就けずにいて、もう何年も路上に座り込んで
もらったお金や食料だけでここまで生きてきたそうだ。
「何かやりたいことあるんですか?」
と聞いてみた。
「俺も、路上で何かできないかな。
靴磨きとか俺にもできるかな。」
と言った。
「え、靴磨き!?
できるよ!まずは水とクロスがあればできるよ」
と私は答えた。
オッチャンは後ろから私が靴磨きしてる様子
を見ており、磨き終わった方が喜んでる帰る
確認していたようだ。
「大事なことは、テクニックではない。
まずは目の前の靴を綺麗にしようって気持ちだよ!」
と、私もそれっぽいことを口にしていた。
おっちゃんが靴磨きをやるのかやらないのか、
多分やらない確率の方が高い気はするけど、
何かちょっと希望は受け取ってくれたのかなぁ
と思って私も嬉しかった。
最後に写真撮影をお願いすると、
これも断られるかなぉと思ったら
意外とノリノリで許可してくれた。
今日も世界の足元を輝かせられた、と思う。