ファウンテン俱楽部内の記事

一般社団法人IFAライターによる投稿記事 

4・29‐5・05の週刊ニュース(2)

(以下、中村哲也氏の投稿抜粋 全文お読みになりたい方はもうすぐwww.ifa21.comで読めます)現在期間限定公開中

近づく米国・サウジ・アラビア間の防衛協力に関する歴史的合意について

5月2日(木曜日)に、Bloombergが「米国とサウジ・アラビアは、サウジに安全保障を提供するとともに、イスラエルとの外交関係の確立に道を開く歴史的な協定で合意に近づいている。」と報道して、少し驚いた方もいらっしゃるのではないだろうか。(私もその一人である。)

サウジ・アラビアはBRICSに参加する理解されている一方で、2023年3月のForeign Policyでは「サウジ・アラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、イスラエルとの関係を正常化する見返りとしてワシントンに期待するものは、米国からの安全保障であることを明らかにした。」という報道もされていた。

Bloombergは、本年1月末に「サウジ・アラビアは米国との防衛協力強化に向けた協議は、昨年10月初めにイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘開始後、一時中断していたが、再開した。」と報道している。この中では、「協議への主な障害はサウジがかねてイスラエルとの関係正常化の条件としてパレスチナ国家の樹立を主張しているのに対し、イスラエルのネタニヤフ政権はこれに強く反対している点である。」と指摘していた。

「バイデン政権とサウジ・アラビアは、中東の “グランド・バーゲン “の一環として構想されているイスラエルとサウジ・アラビアの国交正常化交渉が難航しているにもかかわらず、米国の安全保障と民生用核援助に関する最終合意をまとめつつある。」とReuterは報道している。更に、「米国とサウジの交渉担当者は今のところ、二国間安全保障協定を優先しており、これはイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に提示される広範なパッケージの一部となる予定で、ネタニヤフ首相にリヤドとの歴史的な関係を確保するために譲歩するかどうか決定することを迫ることになる。」と述べている。

サウジ・アラビアと言えば、本年1月にBRICSに参加するとの報道も多数あったが、サウジ・アラビアは現時点では、正式にはBRICSに加盟していないようである。サウジ・アラビアは、BRICSへの加盟が政治的にどのような影響(特に米国への影響)を及ぼすか慎重に検討しているとも言われている。

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