1980年渡米した私は、シカゴで空手のインストラクターをしながら大学へ通っていた。
当時の極真会館シカゴ支部長の三浦美幸師範(現三浦道場首席師範)のインストラクターとして、師範の4つの道場の一つでダウンタウンの北にあるベルモント・ストリートの道場で指導していた。
そのすぐ近くに、クラーク・ストリートといって当時はなんとなく寂れた感じの街があった。
ここは、日系人のお年寄りの店が数件あり、日系2世のバーがあってたまにビールを飲みに行っていた。
そのバーで、近くで飲んでいる日系2世の人たちの会話に”Tokyo Joe(別名モンタナ・ジョー)”と”Tokyo Rose”という名前があった。二人とも知っている人の間では伝説的な日系人だった。
トーキョー・ジョーは日系2世として初めてシカゴ・マフィアで頭角を表した人物。賭博を専門とし、イタリアン・マフィアとの抗争でヒットマンに銃撃されるが、生き延びてFBIに協力しマフィア逮捕のため司法省側の証人となった。
彼の数奇な運命は、すでに映画化されている。
この度、「めぐみへの誓い」の映画監督、野伏翔監督が舞台プロデュースをされます。大変楽しみな舞台です。
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