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「バイデン政権の国境オープン政策で、「アメリカ国境の崩壊」が起きている」

(4月2日、シカゴ発オフィス・ファウンテン速報)

日本での報道では、ほぼ全くこの事態の深刻さは報道されていないようだが、現在起きているメキシコ国境の崩壊は、今後バイデン政権の屋台骨を揺るがす可能性がある。

バイデン大統領は先日、就任後初の記者会見で、「メキシコ入国者がこの時期(1月ー3月)増えるのは例年通りのことだ」との恐ろしいほど現状を無視した発言をした。

これまで、メキシコ国境の不法入国者の警備、管理、取締りに当たってきた入国管理官(ICE)、国境警備隊などがあまりの混乱に悲鳴を上げている。国境警備隊は、現在「米国国境への攻撃」が起きていると語っている。

自身も凶悪カルテル「Zeta」に銃撃された前移民局スペシャル・エージェントのヴィクター・アヴェラ氏は、スティーブ・バノンの「ウォールーム」インタビューで、「バイデン政権では子供をレイプした犯罪者を国外追放するプログラムを廃止した。」と語る。

「これらカルテルがどのくらい危険かというと、メキシコ国内では昨年36,000 人が殺害され、80,000 人が行方不明となっている。これらカルテルはアルカイダやISIS 、タリバンより危険だ。彼らは賄賂を張り巡らし、メキシコの政治家や警察を完全にコントロールしている。

もしメキシコ国境を密入国しようとする場合、これらカルテルを介してしかアメリカに入ることはできない。」

アヴェラ氏は、「先月バイデン政権は、Operation Talon(入国管理官による性犯罪を犯す不法入国者取り締まりのオペレーション)を完全に停止させた。彼は「政権は、これらの不法移民者の子供の人身売買、チャイルド・ポルノ、子供への性犯罪、子供のレイプ犯罪者を米国内のストリートに解き放している。」「バイデン政権は、入国管理官が国境警備し、犯罪者を取り締まるオペレーションを完全に停止させてしまった」と語った。

それによって、その後カルテルはこれらの犯罪者を全米に送り続けている。つまり、我々アメリカ人の身近な周りに多くの性犯罪者が送られているということだ。今年2月には100,000人、3月には200,000 人の不法入国者がでた。そして、上記の人数はメキシコ国境で、難民や亡命を理由に入国希望の膨大な人数を除いた数である。

現在アメリカのメキシコ国境で起きている多数の子供(18歳以下)の入国希望者やその親(親と称する麻薬カルテル、人身売買カルテルの人間)が、バイデン政権の国境開放政策により「自動的に」入国でき、その後子供たちはCage「鉄格子の檻」に身動きができないくらい閉じ込められている。また、そのキャパシティがない場所では、そのまま自動的にこれまた米国内で解き放たれている。

現在のこれらカルテルは非常に洗練されたプロフェッショナルな組織となっている。不法移民をしてくる子供を含めた多くの人たちは、カルテルに多額の金額を取られるだけでなく、ドラッグの密輸を強制され、現在記録的なドラッグの米国への密輸が起きている。

そして、子供や若い女性は、これらカルテルの連中に何度もレイプされ、その後米国内では性産業へ売り渡されている。悪質な麻薬、人身売買カルテルの「コヨーテ」はこれら若い女性たちをレイプする数を自慢し、「レーブ・ツリー」というように仲間たちでゲームまでしている有様である。この政権になって、現代の「奴隷制度」が復活したと、テキサスやアリゾナのメキシコ国境でこれら女性たちを解放、支援する女性グループのリーダーは語っている。

「Mom や Dad、Boyや Girl も使えなくなり始めたアメリカ」

「Mom や Dad、Boyや Girl も使えなくなり始めたアメリカ」

(シカゴ発オフィス・ファウンテン「アメリカの現実」3月17日)

アメリカに現在蔓延している恐るべきポリコレ(political correctness)は拙著『「アメリカ」の終わり』でもかなり詳細に取り上げた。

このポリコレは、1980年代アメリカで「性別、人種、民族による差別や偏見を防ぐため、政治的・社会的に公正で中立な言葉や表現を使用する」という極めて真っ当な理由でメディアを中心に開始した経緯がある。しかし、その実態は恐るべき「言葉狩り」に発展していて、現在一般のアメリカ人がこのポリコレに触れることは一切口に出せない「言論の自由の封殺」が起きているという共産主義国家のような様相を呈してきているのが実情だ。

アメリカにここ数十年住んだことのある人ならば、特に学校などでは「メリークリスマス」が言えないような状態になってきていることをご存知だろう。我々ビジネスマンもクリスマスシーズンにカードが送られてくることが多いが、その中にはほとんど 「Merry Christmas」の文字はなく、「Happy Holidays 」やそれ以外のキリスト教を祝う単語を避けるようになってきている。

つまり、学校も社会もキリスト教ばかりの人ではないので、メリークリスマスというキリスト教信者が祝う祭りの言葉を使うべきではないというポリコレに基づいている。拙著の中でも述べているが、アメリカではMr. に対してMiss とMrs. のように女性だけ既婚の有無を示すのは不平等だということで、Ms. (既婚の有無がない)敬称が一般化しているのは知られているが、最近は男性か女性かを示すことも好ましくない、ジェンダー(性差)を一括りに出来ないという意見が増えて、現在はMx. (性別を表さない敬称)を出すところも増え始めた。

しかし、つい最近ニューヨークの学費$46,000(年間500万円)の高額私立の小学校で、「父や母」、「男の子、女の子」を表す単語、「Mom, Dad」 「Boy, Girl」までも男女の性差を表すので良くないというとするところまでで始めた。

オバマ政権ではトランスジェンダーの権利が大幅に認められ、性転換をした女子生徒(以前は男子生徒)が「自分は女性であるので、学校の女子トイレや女子シャワールームに入る権利がある」とイリノイ州パラタインの高校を訴えた。それに対して2021年、学校側に対して女子生徒に15万ドル(1700万円)の支払いを命じる判決が出た。

日本のメディアではほとんど報道されていないが、現在のバイデン政権にはこれらの過激な主張をする民主党左派が政権入りしている。今後、バイデン政権ではこれら、実質上は「言葉狩り」であるポリコレに少しでも触れた人々に対する「粛清」や「人格抹殺」など社会的にその人間を葬り去る「言論の自由」の弾圧がますます強まることになるだろう。

既にこの悪しき風潮は昨今の日本でも頻繁に聞く事態に陥っているのではないか?正義を語る言葉には気をつけなくてはならない。社会的に正しいとされる主張に基づいてさえいるのならば、何をやっても言っても許される、相手を社会的に抹殺しても良い、これは極めて危険な考え方だ。そして、これら相手の価値観や言い分を無視し、ポリコレという大義名分を盾にとり、相手を抹殺するため、所属先に圧力をかけ解雇に追い込む。それが経営者である場合は、その企業の製品をボイコットするキャンセル・カルチャーが頻繁に起きている。これはバイデン民主党左派やブラック・ライブス・マター(BLM)が積極的にここ数年やってきたことだ。

「バイデン政権の移民緩和策の背後にある驚くべき事情」


「バイデン政権の移民緩和策の背後にある驚くべき事情」

(シカゴ発オフィス・ファウンテン米国近況ニュース)

バイデン政権は、大統領就任式に17本の大統領令を出し、その後立て続けに議会を回避し大統領の権限だけで行使できる大統領令を40本ほど出している。

バイデンが宣言した通り、「トランプがやった政策のほぼ反対をやる」と大体そのままの大統領令を出している。

日本での報道は、主に新国務長官に任命されたブリンケンが比較的中国に対して厳しい発言をしている(これも私の新刊書で予測した通り)等の報道ばかりがされているようだが、アメリカ国内ではバイデンが公約していた通りのメキシコ国境の移民の入国条件緩和が大きな懸念として報道されている。

バイデンは、政権初日に3万人の移民を受け入れると発言した。そしてその言葉を裏付けるように、早速トランプ政権では禁止していた子供の亡命を認める政策を発表した。

オバマ政権は、「人道上」の理由で、子供だけの亡命を認めるという政策を行っていた。現実は親が自分の移民が「政治的な亡命」には該当せず国境で確実に入国拒否されるため、このオバマ政策の隙間を縫って、自分の子供だけを先にアメリカに入国させ、その後子供を通して親の亡命や入国を認めさせるというケースが大幅に増えていた。

それに対して、トランプは歯止めをかけた訳だ。

今回、バイデン政権はこのオバマ政権の子供の亡命を認める政策の復活を発表した。

そのため、現在メキシコ国境は想像を絶する混乱が起きている。今まで秩序だって入国管理に当たっていた入国管理官の手に余る混乱だ。

このアメリカの「移民」問題は、私の新刊書『「アメリカ」の終わり』の第3章で詳しく触れています。

(以下は、3月5日 Fox News “ The Five”からの引用)

“Biden, please let us in” (バイデン 、我々を入国させてくれ)」Tシャツを着た大勢の中南米からの入国を求める人々がメキシコ国境に押し寄せている。

彼らが亡命者かどうか、このTシャツを誰が作ったのかは分からないが、間違いなく言えるのは、これら不法移民の密入国を仕切ってきた麻薬カルテルをはじめとする人身売買カルテルが巨額の利益を出しているという現実がある。

中米からの密入国やドラッグ密輸を仕切る筆頭のカルテルの「コヨーテ」は、子供一人につき親から5000ドル(約50数万円)の料金をとっている。現在は、127000人以上いると言われるこれら子供を持つ親たちがこの支払いをしている。つまりこれだけでもハーフビリオンダラー(500数十億円)の利益だ。メキシコ国境密入国は今まで全てこれらカルテルが仕切ってきた。

彼らの子供の亡命が認められた後、自分たち親の亡命申請をし、それが認められた後は、ニューヨークだろうがシカゴだろうが、好きなとこへ行って働けるからいいだろうと思われるだろう。ところが現実はそうではない。これらカルテルはこの子供の亡命料金5000ドルをとった後も、残りの家族たちに、ここでこのような仕事をしろという完全なコントロールを持って強制を強いている。そして、それに従わない場合は、メキシコや中南米に住む残りの家族へ報復をするという脅しをかけているのだ。

これが、バイデンの移民法緩和、国境の壁の撤去という一見何か自由な良いことのように日本では取られがちな背後で起きている裏事情だ。

「CPAC 2021が始まった」トランプはどこにも行かない!

「CPAC 2021が始まった」

フロリダ州オーランドで開かれているCPAC(保守政治行動会議)の第一目がいよいよ始まった。

それぞれのスピーカーは、「キャンセル・カルチャー」、「中国」、「ビッグテック問題」、「ニューヨーク州知事クオモ」について語った。彼らに共通していたことは、前大統領トランプへの熱烈な支持であった。

「共和党はカントリークラブのような党ではない。共和党は、鉄工場労働者、建設労働者、石油パイプライン労働者、タクシードライバーや警官、消防士、ウェイターやウィトレス、手の皮膚が労働のために硬くなってこの国のために額に汗して働く人々のための党だ。」とテッド・クルーズ上院議員は語った。

「今ここで宣言する。ドナルド・J・トランプはどこにも行かない」とクルーズが語った時、全ての観衆が立ち上がりスタンディング・オベーションを見せた。共和党下院議員で熱烈なトランプ支持者で知られるマット・ギーツは、共和党議員でトランプ弾劾議決に賛成票を投じた7人の(負け犬 “7 loosers”)の一人、「リズ・チェイニーがもしここにいれば大変なブーイングを浴びただろう」と語った。

ギーツ議員は、新型コロナで大勢の老人施設での死亡者を出し、その数字を隠蔽したニューヨーク州知事マリオ・クオモの主要メディアの甘い扱いを指摘した。 「フェイク・ニュース・メディアとその仲間のシリコン・バレーのテックカンパニーたちは、クオモ州知事を聖書のディビッド王のように扱ってきた。なんという嘘だったのか?」ギーツは、大きな批判を浴びているクオモ知事の彼のスタッフに対するセックス・スキャンダルも非難した。

今回25歳で下院議員に当選した最も若い議員であるマディソン・カーソンは、「獣のように野蛮で残忍な民主党は、アメリカを「共産主義の灰の山」に変えようとしている」と語った。

カーソン議員は、「アメリカは急激に社会主義への道を転がり落ちている。彼らはこの国を共産主義の灰の山に変えている。もし、我々が何もしないで傍観していれば、我々はこの国を失うことになるだろう。友人たち、民主党が進めている巨大なバラマキ財政支出を止めなければならない。」と語る。

アーカンソー州上院議員のトム・スコットは、「保守は警察官を擁護することを謝ったりすることは絶対にしてはならない。」と警察の擁護を訴えた。「ニューヨーク・タイムズのチビっ子ギャングやソーシャルメディアのギャング、また本当のストリートで暴動を起こすギャングたちに対して、我々は絶対に膝をつき、引き下がることはない。そして、この手のポリティカル・コレクトネスを唯一の正義の如く振りかざすギャングたち対しても同様である。」と語った。

ミズーリ州選出下院議員ジョッシュ・ホーリーは、ペンシルベニア州選挙人の「選挙不正に対するディベート」することの声をあげた。そしてそれは裁判所で審議することが拒否された。それに対して、民主党の過激左派がホーリーに対して行ったことは、「ホーリー議員は、国家反逆を煽った人間で議員辞職すべきだ。」と語り、強制的に銀辞職に追い込もうとした。「彼らは私に沈黙させようとした。そして私の発刊予定の本をキャンセルされるよう仕組んだ。」とトランプの最も熱烈な支持者である。ホーリー議員は語った。