近くのクリーニング店での出来事

いつもワイシャツを出すクリーニング店での出来事。

以前から赤ん坊が裏で泣いていながら働いている若い母親の店員さんと話をする機会があった。

最近は赤ん坊を見ないので聞いてみると、二人いる子供の面倒は公共の施設で無料で見てくれる所が見つかり預けて働けるようになったと語ってくれた。

たまにしか見ないので聞いてみると、ここのパートは週に数度だけとのこと。他に仕事をしているのかと聞くと、なんと4つのパートを掛け持ちしているのだという。クリーニング店の他、ラーメン屋、雑貨屋、スーパーで働いているのだという。ご主人はと聞くと、非正規でこの3月までは雇用があったが4月からは無職になるという。

どこにでもいる普通の主婦という感じのまだ30歳前後の若いお母さんだ。

二人子供を持って4つもパートを掛け持ちするのは大変ですねと言うと、子供達が学校にいくようになると進学で更におカネがかかるから今から二人で貯金をしなくては間に合わないのだという。

これが小さな子供を二人持った若い夫婦の日本の現実だ。私の空手の後輩たちは日本で30代でも40代でも結婚もできず、従って子供もいない若い世代が増えている。

日本は30年間、先進国で唯一所得が伸びず逆に下がっている国で一人当たりGDPは韓国にまで抜かれ33位に低迷している。30年前は税金と社会保障を合わせて35%だったが、今は48%だ。社会負担だけが収入の約半分まで増えている。国民はどんどん追い詰められている。

若い世代は経済的理由から結婚もできない。この若いお母さんにそのことを聞くと子供を二人持つのはずいぶんと悩んだが頑張って働けば何とかなると考えて子供を産んだのだという。

この30年、政治をあずかっていたのは誰か?自民党だ。自公政権だろう。

国民はまともに子供を産んで旦那の給料だけで暮らすことができた時代と違い、奥さんは4つもパートをこなさないと子供を養うことさえできないところまで追い詰められている。

だが、世襲政治家を30%も持つ自民党を選んできた我々にも責任がある。

地盤、看板、カバン(親のカネ)が何の努力もなくくっついてきた二世、三世政治家たちにはこの国民の声はまるで届いていないようだ。国会の茶番審議を見ているとそれがよく分かる。

前回、このクリーニング店に寄った時、「参政党という党を知っていますか?」と聞くと、「知っています。何とかりなさんという女性が一生懸命演説をしていてそれを聞いて、自分と同じような母親が活動していることを知って、私は参政党に投票しました。」と語った。

私は「それは吉川りなさんという人で去年の衆議院選挙で当選して議員になったんですよ」と話すと当選したことを知らず、驚いてとてもうれしいと語ってくれた。

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