上久保教授の重要な指摘です。
Yasu Kamikubo
オリジナル投稿 ·
医学医療の基礎知識シリーズ
年齢調整罹患率
がんに関しては、国民の年齢構成を考慮した年齢調整罹患率が世界204の国と地域の中で最も高く、2021年の罹患率は2位の国のほぼ2倍と述べ、1990年から2021年にかけての増加率は88%で、比較対象国の中で最大と述べた。
⇒『米国を再び健康にする大統領委員会』が、スタート地点として『粗罹患率』ではなく『年齢調整罹患率』でさすがに語られたことについては、まずはその点につきましては安心いたしました。これが本来普通にごくごくごくごく当たり前のことなので。
⇒年齢調整をせずに、粗罹患率を見せて『日本だけががんを増やしている。』⇒完全に非科学的ミスリードです。
⇒国民の年齢構成を考慮した年齢調整罹患率
国家間など、地域間の比較をする場合は、この集団の年齢構成を考慮することが重要です。これは全ての疾患に共通した科学的評価の原則です。普通に当たり前のことです。
『がんの罹患率を減らした米国、一方日本だけががんを増やしている』と粗がん罹患率を見せて、最初の出発点から最後まで完全に間違った論理展開をされる歯科医師の方、がん治療に関する知識が2,000年以前よりアップデートされておらず、西洋医学を全否定しているかのように見える医師、専門家?出版社、ジャーナリスト、一般の方等が最近沢山おられすぎますが、それは科学的は評価法として完全に間違っています。非科学が蔓延することは非常に危険なことです。なぜなら非科学的な理解は完全に間違った解決法に走ってしまうからです。それは生命に危機をおよぼします。危惧すべき事態です。