一つはカマラ・ハリスは「黒人女性初のアメリカ大統領になる」という話。これは荒唐無稽な話ではない。バイデンが年内に大統領を降りカマラに譲るといえばそれでカマラは大統領になれるというものだ。
無論、トランプが就任するまでの1ヶ月程度の”黒人女性大統領”ではあるが。この噂はどうもCNNコメンテーターが広げていたようだが、左派の大好きな「米国初めての黒人女性大統領」のストーリーが見事に完成される。選挙では大敗したが、テクニカルに1ヶ月くらいは大統領になるということだ。
もう一つのハリスをめぐる噂は「カマラ・ハリスを最高裁判事に就任させる」というものだ。
9人しかいない最高裁判事は終身制で、現職判事が死亡するか、病気などの理由で引退しない限り、次の判事に変わることはない。その場合、その時の大統領に指名をする権限がある。上院司法委員会の承認を得れれば判事に承認される。
現在の最高裁判事の保守系とリベラル系の比率は6対3で、これに民主党は我慢がならない。
3人のリベラル系判事の一人のソトマイヤ判事は70歳だがタイプ1型糖尿病で健康に問題を抱えていることがわかっている。そのため、これもCNNの法務アナリストが「トランプが就任する前に、ソトマイヤ判事は勇退し、バイデンはカマラ・ハリスを最高裁判事に指名するべきだ」という意見が出ていた。
これは単なる噂だと思われたがBBC やニューズウィーク始め大手メディアも取り上げた。
だが、この話がでてすぐソトマイヤ判事自身まったくリタイヤする気はないとコメントをだしている。



