アメリカでは自分の庭やマンションの窓に自分が支持する候補者の名前の立て看板を出す習慣がある。
シカゴ郊外の自宅のある地域はアッパーミドルやミドルクラスが多い地域で近くにはヒスパニック系が多い地区もある。黒人やヒスパニック系が多いとほぼ民主党支持者になる。
シカゴ郊外では、2016年の対ヒラリー戦でヒラリーのタテ看板、2020年の対バイデン時はバイデンのタテ看板が圧倒的に多かった。
またアッパーとアッパーミドルの多い郊外も民主党支持者が多くトランプ支持者は少ないという現実がある。金持ちには民主党支持者が多い。なので前回まではトランプの立て看板は皆無でバイデンやヒラリー看板が圧倒的だった。
だが今年はそれに変化が見られるという。
このシカゴ郊外ではいつも民主党候補の立て看板がたくさんあるのにカマラ・ハリスの立て看板は皆無であり、トランプの立て看板が目立つというのである。
以前までは、トランプの立て看板を家の前に出していると家にペンキをかけられたりという嫌がらせがあったりとトランプ支持者も警戒して看板を出さないと言われてきた。「隠れトランプ支持者」という言葉がでてきた所以だ。
しかし、シカゴダウンタウンに行くとハリスの立て看板はやはり多いという言葉を聞いている。シカゴダウンタウンは、ニューヨークやロスアンジェルスに負けない超ブルーウォール地区で間違ってもトランプにひっくり返ることはない。
だが、以前はヒラリーやバイデンの立て看板をだしていた郊外のヒスパニック系や白人ミドルクラスの多い地域で、今年はカマラ・ハリスの看板がなくなりトランプの看板が目立つということは一つの兆候を示しているのではないか。
