昨年、弘前で撮影された益田祐美子さん率いる平成プロジェクトの「バカ塗りの娘」が9月1日に公開される。
津軽塗モチーフにその伝統芸を継ぐことへの親子の葛藤を描いている。
私も好きな俳優、小林薫が寡黙な父親役で出演。
すでに三つの海外映画祭にエントリーしているという。
日本を代表する漆を使った津軽塗が海外に紹介されることを願っている。
他2人
と一緒です。
7月4日 ·
青森津軽の漆をテーマにした映画『バカ塗りの娘』
平成プロジェクトのアドバイザー西口久美子さんに試写会にお招きいただいて観てきました。(9月1日公開予定です)
欧州では、JAPANと呼ばれる漆。
木の樹液からとられるもの。
世界最古の漆は、縄文の装飾品?から発見されているようですネ。
特に、青森の漆器は、バカ丁寧に手を加えることから、『バカ塗り』と呼ばれているようです。
この映画は、その制作過程を女性鶴岡慧子監督らしい繊細な視線で丁寧に伝達しています。
また、伝統的な工芸を家業として維持していくことを取り巻く難しさも家族の有り様を描くことで鮮明に伝わってきます。
モノづくり職人の匠の技と人生。
漆を重ねて塗ることが人生の彩りを深めてくれる。
娘美也子の『漆を継ぐ』という決断が、大きな変化をさざ波のように生んでいきます。
LGBTのテーマも織り込みながら、筋立ては進んでいきます。
この作品でも、日本の良き伝統が、日本でではなく、海外で評価されていく倒錯が浮き彫りにされていきます。
日本文化の深さと日常性が、『あなたたちは、どのように生きていきたいのでしょうか?』と問いかけてくる感動的な作品です![]()



