昨日開かれた「ウクライナに平和を」講演会は平日の午後にもかかわらず大勢の人が駆けつけた。
いつも大変素晴らしいまとめをしていただく森基さんの投稿をシェアさせていただきます。
主催の鈴木壮一氏の後に、元自衛隊陸将補の矢野義昭さんの講演。露ウク戦争の見方。私は米国でも他の退役軍事評論家とはまったく違う見方を昨年開戦時からしていたダグラス・マクレガー大佐の見解と非常に近いと感じた。
お二人もどちらかに肩入れするのでなく、冷徹に軍事作戦上、戦況はどのように推移しているかを俯瞰して発言している。
対して、日本の専門家やメディアの論調は戦争研究所や米国防総省や国務省の孫引きのため、欧米プロパガンダの金太郎飴でまるで説得力はない。戦況の判断はどちらに偏ることのない専門家の分析が最も重要だろう。日本マスコミをみていたら世界の見方を大きく間違うというのは私の持論だ。
テレビに出てくる東大や慶應の”専門家”や元自衛隊軍事評論家の「プーチンは精神状態がおかしい、味方の裏切りが相次いで兵隊が逃げ出してタイヘンだー」解説とはまったく逆の見解だ。
矢野氏、その後のマックス・フォン・シュラーさん、茂木誠さんもご自分の専門分野から非常に興味深い分析をされていて大変参考になった。
私も10分ほど、3月にワシントンDC で行われたCPACに参加しての米上院下院議員たちはこの露ウク戦争をどう見ているのか、トランプはどのようにこの戦争を見ているのかなどの話をさせていただいた。
主催者の佐藤和夫さんも登壇者も基本は現在米国の傀儡国家になっている日本の早急な自立を進めること。そのことに尽きるだろう。
今回この会の最も重大な目的である「露ウク戦争を一刻も早く停止し平和を求める」要望書を参政党の神谷宗幣参議院議員に手渡した。
2023.4.28 金曜の午後 前編
新宿文化センターにおいて、主権回復を記念した『ウクライナに平和を〜日本政府はウクライナとロシアの仲介をして停戦交渉に臨め!〜』という特別講演会が開催された。
◆主催者挨拶:鈴木荘一氏
◉日本は一方的にウクライナに肩入れしているが、万一台湾有事が起きたら、兵器弾薬はあるのか?ウクライナに送ってしまい枯渇することはないのか?
米国上院のホーリー議員曰く
『米国の力では二正面作戦は展開できない。ウクライナ紛争は欧州に任せて台湾に集中すべきである。』と主張。
◉経済制裁しているが、資源大国ロシア相手では効果ないのではないか?力で屈服させようとする発想が間違ってはいないか?
アメリカ追随体質では危うい。そして米国もウクライナに関与すればするほど国力低下に繋がる。欧州の本音は、早期停戦を望んでるのではないか?
本日は詳しい先生方をお呼びしている。皆さんも専門家の意見を聞いて欲しい。では先生方宜しくお願いします。
◆登壇トップは元陸将補の矢野義昭氏。
◉パワポ資料に基づき、詳細に解説された。
☆ウクライナ紛争では日本の国益とNATOのそれは相反する。
☆ウは腐敗し中国、北朝鮮に武器輸出している。
☆ウ紛争で漁夫の利を得るのは中国だ。長引くほど利益大
☆援助した武器は、すべてがウ軍の前線に届いている訳でない。→世界に分散してテロが増大する危険性が高い!
☆バイデン政権の実態は、グローバリスト、文化共産主義の政権である。
◉ウクライナの歴史を俯瞰すれば、キエフはスラブ統一王国の中心。帝政ロシアの支配領。国の東と西ではまったく違う!力で動くのが実態である。
→親露vs親ウの対立
民族の対立と怨念が渦巻いている。
◉何故ウ軍は劣勢なのか?
プーチンは2014年のマイダン革命以降から準備、増産体制に入っていた。
☆現況はドンバスの要衝地の9割をロシアが占領。
☆投降兵士のゼレンスキー批判や欧米要人の悲観的発言が増。
◉国際秩序への衝撃
①NATO、EUの解体も…
②露中の対立再燃
③米国は内向きに→支援能力の低下→日本の自立防衛が必要
◆元海兵隊:Max小林氏より
◉米国人は日本人を信用していないが、日本人は米国大好きで信用しすぎだ。
戦後の日本には主権がない!
☆米国人の中には、民主党よりもロシアを支援(写真参照)
◉今米国の主要都市は犯罪が多くて治安が悪い。サンフランシスコで始まった万引き法では黒人は罪にならない!
今日本がやるべきこと
主権国家として振る舞う。アメリカの盾となって、米国ができないことを日本がやる‼︎
台湾有事になれば、双龍型潜水艦を複数配備すれば中国も簡単には動けなくなる。
後編に続く……
2023.4.28
主権回復記念特別講演会 後編
『ウクライナに平和を』その②
◆声明文を上薗さんが発表
その後、鈴木荘一氏から参政党の神谷議員に手渡しされ、神谷議員が挨拶された。
◆茂木誠氏より『ウラジミール・プーチンに与ふる書』が披露された。
主権回復の日に最も相応しい素晴らしい演説。
◉これは、硫黄島で散華された市丸中将の『ルーズベルトに与ふる書』をベースに、我が国とロシアとの歴史的関わりを江戸時代から書き起こしたもので、樺太、千島列島の平和的交換から、終戦間際に日ソ不可侵条約を破って侵攻し、南樺太、北方四島のロシアによる実効支配には正義がないことなど、今のプーチンそしてロシア国民に対して、日本からの真心と熱い思いに溢れた名文でした。
会場の参加者も皆ひどく感銘を受け感動した素晴らしい内容でした。詳しくは後日動画がアップされると思いますので、是非ご覧ください。
(沢山の写真ですが、拡大しながら茂木先生の力作をじっくりと見てください。)
◆シカゴ在住の山中泉氏より
◉日本に帰国するたびに、この国の報道の偏向ぶりに衝撃を受けている。米国民の真実の姿が全く報道されていない。
トランプ大統領の時に、戦争が起きただろうか?
米国の保守系の大会シーパックから紹介された。
2024年の大統領候補は誰か?
トランプ氏一択だということ、州知事のサンテス44才はまだ若いので、あくまでもトランプの次だろう。
◉トランプの主張は、世界の危機は環境問題なんかではない。最大の危機は核戦争の危機なのだ。これほどの危機はこれまでなかったが、今は下手をすれば第三次世界大戦の引き金が引かれようとしていると訴えている。
アメリカでタクシーに乗っていた時のエピソードを紹介。
ポーランド人の運転手から、日本人だと分かると『そうか日本人なのか。あなた方は実に可哀想な民族だね。』
真実を知らされないまま、独立してるかのように思い込まされ続けて、主権国家としての主権なんて剥奪されてしまっているということ。
◆司会役の佐藤和夫氏より
アメリカのバイデンの上にはオバマがいる。そのオバマの右腕であるエマニエル駐日大使は、まるでマッカーサーの再来かのような権力を発揮している。
ウクライナに一方的に肩入れするのは、ロシアを敵にする行為だから自粛するよう抗議文を議員たちに届けようとすると、党の方針に逆らうことはできないと拒否されてしまう!
これが今の日本の政治の現状だ。今では今日は何の日か?主権を回復した日であることすら知らない人だらけである。
日本の言論空間が歪んでしまっている。
◆稲村公望氏より閉会挨拶
事実とは何か?をそれぞれの専門家の方からお話をいただき、矢野さん、Maxさん、茂木さんには感謝。特に茂木さんのプーチンに与ふる書の演説は素晴らしかった。
ロシアには千島列島を日本に返還しても良いとするアレクサンドルみたいな人物がいるのに、そんな国を日本は経済制裁して、中国北朝鮮に武器や技術を輸出するウクライナに対して一方的に肩入れする日本の馬鹿らしさに気づくきっかけとなった集会となったこと及び取りまとめてくれて実現してくれた佐藤和夫さんに感謝する。
以上






