髙橋眞人さんの投稿をシェア【今日の名言】高橋是清

いつも偉人たちの素晴らしい言葉を紹介していただく高橋眞人さまからの投稿をシェアいたします。

若い時から数々の困難を潜り抜け大仕事をした高橋是清。

渡米したアメリカで奴隷として売られ奴隷労働に従事している時も奴隷だと気づかなかった程の楽天家。

鉱山経営をして巨額の負債を負い倒産しても見事に復活するなど現代の経営者のレベルでは考えられない。

今、是清のようにアメリカの底辺から叩き上げた経験を持つ日本人政治家が国政にいれば、ここまで日本が低迷することもなかったのではないかと考える。

髙橋 眞人

こんばんは。

【今日の名言】高橋 是清(総理大臣、大蔵大臣)

どんな苦難に直面しても、常に人生を楽しめ。おのれの運を信じ、楽観的に物事を見る。そこから開ける道がある。

何であろうと、一生懸命やれ。

人間は、無一物でこの世に生を受ける。その後、どんな波瀾や苦難に直面しようとも、所詮、自分の始末は自分一個の腕でつけるものだ。その時々で骨惜しみせず、己の信ずるままに精一杯生きて、なにも残さず、裸で堂々と死んでいけばそれでいい。

人事を尽くした後でなければ、楽天的境地は得られない。

私も今日までには、ずいぶんひどく困った境遇に陥ったことも一度や二度ならずあるが、しかも食うに困るから助けて下さいと人に頼みにいったことは一度もない。

人生を見るに、人は職業に成功するというほど大切なことはないようだ。職業に成功するのが、人類生存の基準であるといって過言でないだろう。したがって、人として職業がないほど恥ずかしいことはない。

子供のときから今まで一貫して、どんなつまらない仕事を当てがわれたときにも、その仕事を本位として、決して自分に重きを置かなかった。だから世間に対し、人に対し、仕事に対しても、一度も不平を抱いたことがない。

どんな失敗をしても、窮地に陥っても、自分にはいつか強い運が向いてくるものだと気楽に構え、前向きに努力した。

他人から見てはうらやましがられるような境遇にいるときでも、自分に重きを置くことをしなかったため、特別に喜ぶ気も起こらない。

不平を起こすぐらいならサラリーマンたる己を廃業して、独立するがよい。独立してやれば成敗いずれにせよ、何事も自分の力量であるから、不平も起こらぬ。けれども、この独立ができないならば不平は言わないことだ。

栄枯盛衰は人生の常だ。順境はいつまでも続くものではなく、逆境も心の持ちよう一つで、これを転じて順境にすることもできる。境遇は、心構え一つでどうにでも変化するものだ。

我を去り、私心をなくす。そうして自然の大道と己を一緒にしていると、「生死」というものがなくなってくる。

私は自惚れを捨てたところから出発したいと思っています。どうか、丁稚小僧からやれる仕事を探していただきたい。

国にとっても経済や金融にとっても、不可欠なのは信頼である。一家和合ということは、一家族が互に信頼するということから起こる。信頼があってこそ、できることだ。また経済界においても、工業、銀行、商業など各種事業者の間に相互の信頼があり、資本家と労働者の間にも同様に信頼があつてこそ、繁栄を見ることができる。

私は低金利政策の遂行は、ひとり事業経営者の負担を軽減して、不況時に際し経済界を回復に導く方策のみならず、労資の円満なる和合を促進させるものと信じている。

企業に必要なのはやはり経営者だ。それだけ力のある人が経営しなければ、やはり外国との競争に対抗していけない。

国家というものは、自分と離れて別にあるものではない。国家に対して、自己というもののあるべきはずはない。自己と国家とは一つのものである。

人の働きの値打ちを上げることが経済政策の根本である。また、これを経験則に照してみると、物の値打ちだとか、資本の値打ちのみを上げて、「人の働きの値打ち」をそのままにしては、購買力は減退し、不景気を誘発する結果になる。

我が国民は世界に比類なく勤勉である。いくら為替安であろうが廉価であろうが、輸出品が劣悪であれば、今日のごとき邦品の海外進出は到底望まれるものではない。刻苦精励、工夫を凝らし、生産設備を改善し、研究に研究を重ねて今日の結果を招来したのであつて、このたゆまざる永き努力の上に、徐々に躍進の素地が築かれてきた。

今回の経済不況は人類の生活に必要なる物資の欠乏に基くものでないことは明らかであって、むしろ供給過剰のため物価が暴落し、生産設備が大部分休止するというところにある。言い換えれば、生産と消費との間に均衡を失ったところにその原因がある。ゆえにその対策は両者を均衡させることであり、これは適正量の通貨供給に待つほかはない。まず低金利政策をとることが、その基礎的方法である。

倹約ということも、詮じ詰めれば物を粗末にしないということだ。しかしながら、いかに倹約がよいからといって、今日、産業の力を減退させるような手段を取ることは好ましくない。

※高橋是清は世界恐慌の中、蔵相として金輸出禁止、日銀引き受けによる政府支出増額、公共事業で日本経済をデフレから世界最速で脱出させましたが、1936(昭和11)年2月26日、反乱軍の青年将校らに撃たれ、暗殺されました。

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