「アリゾナ州は、二つの郡で選挙結果の“承認を保留”と発表」(AP通信発 11月21日記事)
(シカゴ 11月24日オフィス・ファウンテン発信 ファウンテン・メディア・チーム ローレンス綾子 山中泉)
アリゾナ州知事選や上院選など重要選挙で、共和党が敗北しているのは、マリコパ郡での投票に問題があったとして、新たにもう一つの郡が開票結果の承認を遅らせると発表した。承認を保留する郡はこれで二つとなる。
アリゾナで最も人口の多い郡(州全体の60%)であるマリコパ郡での残りの票のカウントはすでに終了しているが、州司法長官は投票日に有権者たちが被った問題について明確に説明するようにと選管関係者に要求した。
アリゾナ州では、民主党候補ケイティー・ホブス氏と、現職民主党上院議員のマーク・ケリーが当選と発表した。
アリゾナ州北西部のモハーヴェ郡の選挙管理委員会は、11月28日までに必ず開票結果の承認を要求する側と、有権者の60%を抱えるマリコパ郡が直面している問題(器械が壊れたこと)に対し抗議する側に分かれた。
モハーヴェ郡は、コチーセ郡に続いて、選挙結果の承認保留を決めた二番目の地域。
モハーヴェ郡の委員会は、「期日までに開票結果を承認できない」事を決定した。更に、集計機はそもそも「認証されていたのか」を、証明するよう州務長官に求めた。
州選挙ディレクターは認証されていたと返答したが、二人の委員会メンバーは、申し立てている3人の男性同様、「認証は失効していた」と主張。
月曜日、選挙責任者のコリー・ロリックは米国選挙支援委員会からの集計機の証明書を提出し、委員会に、「期限内に承認しないなら起訴する」と警告した。
ロリックは「郡の委員会には、結果変更をし否認する権限はない。」と発言。ロリックは、「12月5日までに州務長官に承認を提出しないなら、コチーセ郡の票は全て無効になる」と通達した。
これはこの接戦地区で自動的に民主党の得票率を上げることになる。この郡では、60%を獲得した共和党候補も存在するからだ。
マリコパ郡では、投票日の11月8日、「投票所の30%で集計機が故障し、票を読み込めなくなった。」
郡の当局者たちは、「票は一つ残らず確実にカウントされた」と説明を繰り返す。票の読み込みができなかった有権者たちは、選挙本部で後ほど集計するので、「安全な別の箱に入れるように指示」された。
共和党州司法長官マーク・ブルノビッチは、一体どうやって印刷機が壊れたのか、承認期日である11月28日までに明確に説明することをマリコパ郡に要求している。なぜ、投票所でこれら投票器械の故障で「未集計票が、集計済みの票と混じってしまったのか」、「なぜ、有権者は機能している集計機のある投票所へと誘導されたのか」説明を求めている。
マリコパ郡選対委員長のビル・ゲイツは、「今までの選挙でもそうして来たように、今回も透明性と高潔さを持って対応する」と語った。
郡によると投票日の投票用紙のうち、17000票に問題があり、場所を変えて集計がなされた。156万人の有権者のうち、投票日に直接に会場で投票できた有権者はたった16%だという。
2020年の大統領選で、前トランプ大統領が「マリコパ郡が私の敗北の原因だ」と発言した場所。
承認を遅らせることを発表した前議員ゴールド達は、「これは2020年の再来だ。今日承認しないとしても、今後の決定には、法的拘束力がないからだ。」


