共和党は、多数派奪還のため、上院は五分五分と言われる4州(ペンシルベニア、ユタ、アリゾナ、ジョージア州)の二州は獲らなくてはならない。
現在、上院選の中で、最もややこしく予測が困難と言われているのはジョージア州。
ジョージア州の現職上院議員は民主党から出馬した2021年1月のスペシャル選挙(2020年11月の本戦で1位の候補者が50%に満たなかったため、1位、2位で決戦投票を行う)で勝利した、牧師が本業のラファエル・ウォーロック。スペシャル選挙で、今回の中間選挙までの短期任期だったため再選をかけて戦う。
対するハーシェル・ウォーカーは、スポーツファンだけでなくアメリカ人なら知らぬ人はいないくらいのアメフトの元スーパースターでトランプが早くから公認を出していた。
当初は、現職ウォーロックがウォーカーを大きくリードしていたが、ウォーカーが五分五分まで追い上げてきている。
二人ともスキャンダルが出ており、相手を双方のスキャンダルで攻撃する中傷合戦に発展。
民主党ウォーロックは、元妻を口論の末、自家用車で彼女の足を車で引いた疑惑(ウォーロック否定)や過去の教会の訴訟に選挙資金を充てていた等。
対する共和党ウォーカー候補は、中絶反対に関わらず、以前のガールフレンドに中絶を強要したとの報道(本人は否定)などある。
当初からウォーカーはアメフトのスーパースターだが、頭はあまり良くないと民主党から攻撃されてきた。
このツイートでは、NBCのレポーターで、前回2020年の大統領選でもトランプ対バイデン のディベート司会を務めた記者との問答が話題に。
ウォーカーに対して、「上院議員というのは、もし選出されれば嫌でも時の大統領に協力しなくてはならないが、あなたはバイデン 大統領の行った行動で何か一つ支持できることをあげてください」と相手を困らせる時の常套の質問。
それに対して、ウォーカーは、うーんと考え「一つある。アイスクリームを沢山食べることだな」と、つい最近バイデン がアイスクリームを食べながら、シリアスなドル高や経済について語り顰蹙を浴びた報道を逆手にとってのユーモアで返答した。
頭が悪いどころではない。相手の意表をつく見事な反撃。一流のアスリーツは、頭脳も一流だと、メディア・エリートに見せつけた瞬間だろう。
